米マイクロソフトは、VRヘッドセットの装着者が振動によって、移動できる範囲を知ることができるフロアマットに関する特許を出願しています。
米国特許商標庁に出願された「VIRTUAL REALITY FLOOR MAT ACTIVITY REGION」という特許では、VRヘッドセットとフロアマットが連携し、"セーフティーゾーン"を設定/調整する仕組みについて説明されています。
さらにこのフロアマットには圧力センサーが内蔵されており、プレーヤーの位置を検知。そして振動によって、プレーヤーがセーフティーゾーンからはみ出しそうな場合に教えてくれるのです。
また特許イラストには、XboxとKinectが描かれています。現時点では断言することはできませんが、マイクロソフトは将来的にXbox(2020年冬発売予定のProject Scarlettなど)へとVRシステムの導入を検討しているのかもしれません。
このようにフロアマットを利用して歩ける範囲を限定する工夫は、すでに一部のVRゲーマーが実践しています。そしてマイクロソフトのシステムのように振動を利用すれば、さらに正確にセーフゾーンの範囲を伝えられるはずです。
一方では、腰をベルトで固定し滑る靴を履くことで、実際にVR世界を走り回れる、アーケード向けのシステムも登場しています。VRシステムは今後もますます発展を続けることになりそうです。
2019-10-07 09:30:00Z
https://japanese.engadget.com/2019/10/07/vr/
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