新型コロナ不審電話 「会社への融資は金がいる」

15日に山口県周南市で「新型コロナウイルスで影響はないか、融資には金が必要」などと騙る不審電話がありました。

警察によりますと、15日の午前11時ごろ周南市の40代男性の携帯電話に国の機関を名乗る女から「新型コロナウイルスで会社に影響はありませんか」「融資しますよ」と電話がありました。不審に思った男性が相手に所在地や代表電話番号を尋ねたところ、女は「代表の電話は特にない」と答えたうえ別の声で「融資するにはいくらかお金が必要です」と聞こえたということです。男性は詐欺を疑って警察に通報し、被害はありませんでした。新型コロナウイルスを騙る不審電話の相談は県内では初めてで警察は行政機関を名乗り「助成金がある」「融資をする」という電話は詐欺を疑うよう呼びかけています。