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「共産主義と対峙、自民議員とより多く接点」旧統一教会・一問一答 - 毎日新聞 - 毎日新聞

日本外国特派員協会で記者会見する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長=東京都千代田区で2022年8月10日午後3時18分、猪飼健史撮影 拡大
日本外国特派員協会で記者会見する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長=東京都千代田区で2022年8月10日午後3時18分、猪飼健史撮影

 安倍晋三元首相への銃撃事件を機に、政治との関わりが問題となっている宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の田中富広会長は10日、東京都内で記者会見を開いた。主なやり取りは以下の通り。

   ◇

 Q 岸田文雄首相は、自民党議員に旧統一教会との関係を見直すよう求めている。受け止めは。

 田中会長 日本では、宗教団体ならびに信徒が国の政治、選挙に関わることは国民の義務であり、憲法で保障されている。政権の判断がどのような意図によるか、言及する立場でないが、当法人(世界平和統一家庭連合)との関わり方が判断の基準に定められたというならば残念なことだ。メディア報道を通じ、その報道に揺れる世論に対する気遣いも介入していたことは否定できない。

 Q 関連団体も含め、日本の政治にどのように影響を与えてきたのか。

 田中会長 影響を与えてきたかということは、客観的に、多くの皆さんに判断していただいたほうがいいかと思うが、政治に友好団体が強く関わってきたことは事実だ。政治工作のために関わったとか、脱税や霊感商法の批判から逃れるために関わってきたことではない。私たちの法人、多くの友好団体は創設以来、共産主義に対峙(たいじ)してきた。民主主義を守ろうとする同志、友好団体とともに日本のあるべき姿に向かって今日まで歩んできた。共産主義に対して明確に姿勢を持っている皆さんとは共に国づくりに手を合わせてきた。

 Q 政治家、とくに自民党との関係だが、国政選挙、(7月の)参院選で、関連団体も含めて積極的に自民党と連携して特定の候補者が当選するように図ったのか。

 田中会長 信徒たちは宗教団体に所属しているが、国民の一員として国政のあり方に積極的に関わり、選挙にも積極的に行くように指導している。ただ、私たちの法人が特定の党と関係を持つ、特定の党のみ応援するという態度は取っていない。選挙に関しては友好団体の「世界平和連合」のほうがむしろ国政と関わる度合いが大きいので、そこで願われる内容に、信徒も応えていると思う。ただ、基本姿勢は共産主義と対峙して進めている。その視点からいうと、自民党議員の方々がより多くの接点を持つと思う。よりよき国づくりに向かっての交わりだ。これからも、私たちも友好団体も、この視点は一致していくことになるかと思う。

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