
通常、地震の揺れは震源から遠くになるほど減衰しますが、陸の下に沈み込む海側のプレートには地震の揺れを減衰しにくい性質があります。
このため、日本周辺の海側のプレートの深い場所で地震が発生すると、震源の真上ではほとんど揺れていないのに、プレートの内部を揺れが伝わって震源から遠く離れた東北や関東で揺れることがあるということです。
「異常震域」と呼ばれていますが現象自体は「異常」ではなく、これまでもたびたび同じような現象が確認されています。
ことし5月9日、遠州灘の深さ341キロを震源とするマグニチュード5.2の地震が起きた際には、東京 千代田区や福島県白河市水戸市、宇都宮市などで震度2の揺れを観測しました。
また、2015年に発生した小笠原諸島西方沖の深さ682キロを震源とするマグニチュード8.1の地震では遠く離れた関東でも震度5強や5弱の揺れを観測しました。
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