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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
沖縄県は5日、県内で新たに2366人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2千人超えは流行第7波の2022年9月3日以来。前週同日比で、1・6倍と急増している。
玉城デニー知事は同日、県対策本部会議後に県庁で会見を開き、新型コロナとともに季節性インフルエンザの感染も拡大しているとして同時流行の懸念を示し、感染対策を呼びかけた。
県内ではコロナ禍が始まって以降、年末年始に感染が拡大する傾向があり、今年も20~40代の活動的な世代で感染が広がっているという。また、7~9日の3連休には各市町村で20歳の集いなどの式典も予定されているため、玉城知事は「式典会場入り口での検温や手指消毒、室内の換気など感染対策をしっかり取っていただきたい」と要望した。
感染症の波は新型コロナだけではなく、インフルでも高まっている。
県内の56医療機関によるインフルの定点報告では、第51週(昨年12月19~25日)が2・91人となり、流行の兆しとされる1・00人を2年9カ月ぶりに超えた。県によると、6日に発表される最新情報では感染者はさらに増加しているという。
すでに、一部の救急外来ではインフルの受診者が新型コロナを上回っているという。救急外来のひっ迫も懸念されるため、玉城知事は「高齢者や重症化リスクの高い方が速やかに受診できない可能性が高くなる」として、警戒感を示した。
新型コロナについては、年末年始における医療機関の休業により、検査や受診控えが増えたことで一時的に報告数が上がったとみられるが、数日は高止まりするとみられる。玉城知事は「冬休みや年末年始に多くの方々が交流をすることによって感染のリスクが上がる。必要な感染対策をしっかり取ってほしい」と求めた。
(梅田正覚、嘉陽拓也)
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