北朝鮮弾道ミサイルの可能性あるもの飛行している可能性 - nhk.or.jp

松野官房長官は午前の記者会見で「北朝鮮は本日9時59分ごろ北朝鮮内陸部から少なくとも弾道ミサイル1発を東方向に発射した」と述べました。
その上で「政府としては付近を航行する航空機や船舶、関係機関への情報提供を行い、現時点では被害情報などの確認はされていない」と述べました。

松野官房長官は「岸田総理大臣とは緊密に連絡を取り合い、情報の収集と分析に全力を挙げ、国民に対して迅速、的確な情報提供を行うこと、航空機や船舶などの安全確保を徹底すること、不測の事態に備え万全の態勢を取ることについて　改めて電話で私に直接指示があった。また総理からは長時間飛しょうしているミサイルであることなどを踏まえ、NSC4大臣会合を開催するよう直接指示が入った」と述べました。

また、松野官房長官は「これまでの弾道ミサイルなどのたび重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、わが国地域や国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない。このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反するもので、国民の安全にかかわる重大な問題だ。わが国としては北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議した」と述べました。

さらに「国連安保理の場を含め、アメリカ、韓国をはじめ国際社会と緊密に連携して対応するとともに国民の生命と財産を守り抜くため、引き続き情報の収集分析と警戒監視に全力を挙げていく」と述べました。

そして、「岸田総理大臣とは緊密に連絡を取り合い、今回の発射を受けて関係省庁で情報共有が迅速に図られ、政府一体となった対応がなされている。危機管理上、問題があったとは考えていない」と述べました。

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