台風６号が奄美に最接近へ、線状降水帯発生の恐れ…西・東日本は１０日にかけ大雨に注意 - 読売新聞オンライン

　台風６号は５日、沖縄本島や鹿児島県・奄美地方を暴風域に巻き込みながら、沖縄県の北の海上を東に進んだ。６日にかけて奄美に最接近する見込みで、気象庁は奄美を含む九州南部と沖縄県で、短時間に大雨をもたらす線状降水帯発生の恐れがあるとしている。台風はその後北上する見通しで、西日本から東日本は１０日にかけて大雨の恐れがある。

　気象庁によると、台風６号は５日午後９時現在、鹿児島・徳之島の西約５０キロをゆっくりした速さで東へ進んでいる。中心気圧は９７０ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は３０メートル。勢力はいったん弱まったが、７日頃から再び強い台風に発達すると見込まれている。

　予想される２４時間降水量は、６日午後６時までは九州南部・奄美で３００ミリ、沖縄２５０ミリ、九州北部・四国・東海１２０ミリ。７日以降、大雨の範囲は広がる見通し。

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