Search

見知らぬ人に電話かけるアプリ、ロックダウンで人気急上昇(The Telegraph) - Yahoo!ニュース

【記者:Laurence Dodds】
 武漢で流行した新型ウイルスを当初はあまり心配していなかったという両親について話した中国出身の学生は、ロックダウン(都市封鎖)下の米ニューヨーク市で孤立状態となっていた。

 交通事故で死にかけた後、改心して犯罪行為からは足を洗ったという米ニューイングランド在住の元ギャングは、新型ウイルスの大流行後、疎遠になっていた10代の息子と再開できたと語っていた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の大流行によるロックダウン生活が続く中、人気が急上昇したスマートフォンアプリがある。「ダイアルアップ」だ。このアプリを使い初めて1週間、既にさまざまな人と話すことができた。冒頭の2人も、このアプリを通じてつながった──彼らが本当のことを話していればだが。

 一期一会と分かった上で見知らぬ人と電話で話すという行為は、既にもう過去のものになっていると思っていた。

 しかし、iPhoneやスマートフォン向けに開発された無料のアプリ「ダイアルアップ」は、ランダムに匿名のユーザー同士をつなぎ、「かつて電話がもたらした魔法」を現代によみがえらせようとしている。

 アプリは2019年に公開された。2020年の最初の2か月は、一週間の平均会話時間が40時間にとどまっていた。しかし、3月に入ると1330時間、4月には2300時間と急増した。

 アプリの開発者は、カリフォルニア州を拠点に活動するダニエール・バスキン氏とマックス・ホーキンズ氏。2人は現在、数多く寄せられるバグの報告や感謝の手紙に対応することで手一杯だという。

 バスキン氏は、「サービスを常に使えるようにしておくことがとても大切。新型ウイルスによってもたらされた孤独は耐え難い試練だ」と話し、「まったく接点もなく、国も世代も違う他人同士がここでつながっている」と説明した。

■「完璧な人生」に嫌気

 わたしがバスキン氏と最初に話したのは昨年のことだ。

 バスキン氏は当時、「知らない者同士が普段とは違う会話をする。自分はそのきっかけになれればいい」と話していた。

 もう一人の開発者であるホーキンズ氏は、米グーグルでソフトウェア・エンジニアを務めていた。ただ、まったくもって予想通りの「完璧な人生」に嫌気が差し、生活拠点や旅行先、その日の食事などを無作為に決めるアプリを開発した。なお、「ダイアルアップ」はもともと、ホーキンズ氏とバスキン氏の個人的な連絡手段として開発されたものだった。

 ダイアルアップに託されたもう一つの「使命」は、バスキン氏のようなミレニアル世代の人たちが感じる「予期せぬ電話に対する不安」の解消だ。ミレニアル世代の多くはより安全性が高く、使用する文字数が少ないアプリを好む傾向にある。

Let's block ads! (Why?)



"電話" - Google ニュース
May 10, 2020 at 08:05AM
https://ift.tt/3fxmrIN

見知らぬ人に電話かけるアプリ、ロックダウンで人気急上昇(The Telegraph) - Yahoo!ニュース
"電話" - Google ニュース
https://ift.tt/2YskIwn
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "見知らぬ人に電話かけるアプリ、ロックダウンで人気急上昇(The Telegraph) - Yahoo!ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.