
核兵器を国際法として初めて全面的に禁じた核兵器禁止条約の第1回締約国会議が21日、オーストリアの首都ウィーンで開幕しました。ロシアのウクライナ侵攻で核兵器使用のリスクが高まるなか、「核兵器のない世界」をどう実現させていくのか。23日の閉幕まで、タイムラインで詳報します。
(タイムスタンプは日本時間、カッコ内は現地時間)
■■■6月21日(日本時間)■■■
23:50(ウィーン16:50)
「人類が核を経験して以来もっとも重要」コスタリカ代表
核兵器禁止条約の第1回締約国会議で21日、中米コスタリカの代表者はこの条約について、「人類が核兵器の使用による悲惨な影響を体験してから様々な措置がとられてきた。その中で最も重要なものだと考えている」と話した。
演説の中で、「私たちは今、新しい時代に乗り出している。平和に取り組むために新しいモデルが使われなければならない」と訴えた。
こうした「新しいモデル」をつくりあげるためには、特に市民社会との連携と、市民社会からの関心が欠かせない、と強調。その意味でも「私たちは核の被害者に対するコミットメントを欠かしてはいけない」と話した。
23:30(ウィーン16:30)
ウクライナ危機「核兵器使わせない共感の連鎖を」長崎、広島市長
広島、長崎両市長が国際NGO・平和首長会議を代表して演説した。会長の松井一実・広島市長は、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用を示唆する発言を繰り返してきたことについて、「核軍縮の進展と核兵器廃絶しかない」と指摘し、「各国や市民社会が一丸となり、核兵器禁止条約を実効性のあるものにする作業に早く着手する必要がある」と訴えた。
田上(たうえ)富久・長崎市長は、プーチン氏の発言を念頭に、「条約の意義は非常に大きくなっている。『今ここにある危機』を明確に禁止するのは核兵器禁止条約だけだからだ」と語った。
田上氏は「道を見失ってしまいそうな時こそ、被爆者の声を思い起こし、勇気にかえてください」と続け、「核兵器を絶対に使わせないという共感の連鎖を世界中に広げていきましょう」と呼びかけた。
22:10(ウィーン15:10)
核兵器禁止条約の第1回締約…
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