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【新型コロナ】鹿児島で基礎疾患ない1歳未満と11歳が死亡 診療した医師「子どももワクチン接種を」 小児の死亡・重症化は全国で増加 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

鹿児島大学病院=鹿児島市桜ケ丘8丁目

鹿児島大学病院=鹿児島市桜ケ丘8丁目

 鹿児島県内で新型コロナウイルスに感染し、いずれも基礎疾患のない11歳と1歳未満の2人が今夏死亡したことが1日、分かった。11歳1人はワクチン未接種で、1歳未満は接種対象外。2人を診療した鹿児島大学病院小児科の岡本康裕教授は、感染者の急増で全国で19歳以下の死亡、重症例が増えているとし、「子どももワクチンを接種し、自宅療養中に呼びかけへの反応が弱い、ぐったりして顔色が明らかに悪いといった状態なら、迷わず救急車を呼んでほしい」と訴えた。

 県は1日、6~8月の県内の死者を統計情報として発表し、10歳未満と10代が1人ずつ含まれていた。鹿大病院は2人を診療するまでの経緯や症状は遺族の意向で明らかにしていない。

 小児の感染は、オミクロン株が流行した年明け以降に爆発的に拡大。厚生労働省のまとめによると、1月~8月30日までに全国で10歳未満の死者は17人、10代は9人が確認された。

 県内の5~11歳の2回目接種率は、28日時点で21%にとどまる。この年齢層の接種は、定期接種のはしかや風疹、日本脳炎などと同様に予防接種法の「努力義務」が9月中にも適用されることが決まっている。3回目接種も今後始まる見通し。県内の12~19歳の3回目接種率は41%で、半数を超えた20代以上より低い。

 岡本教授は「子どもでも脳症など重症化する例が増え、接種を受けるメリットは増している」と強調。「感染した子が自宅で脱水症状を起こしたり、心筋炎の恐れがある嘔吐(おうと)を繰り返したりする場合は、かかりつけ医などにすぐに相談を」と呼びかけた。

 県や鹿児島市は、「子どもが感染したときの見守るポイント」をホームページに掲載している。

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