3日午後7時3分の地震 最大震度は2 直後の地震とデータ混同 - nhk.or.jp

3日に発生した千葉県北西部を震源とする地震について、気象庁は、東京と千葉県で震度3の揺れを観測したと発表しましたが、詳しく解析した結果、直後にほぼ同じ場所で起きた地震のデータをシステムが混同していたとして、正しい震度は最大で2だったと情報を更新しました。

気象庁は、3日の午後7時3分ごろ、千葉県北西部を震源とするマグニチュード3.6の地震が起きて、東京と千葉県で震度3の揺れを観測したと発表し、そのおよそ1分後に同じく千葉県北西部で地震が発生して、関東各地や静岡県で震度3の揺れを観測したと発表しました。

これらの地震について詳しく調べた結果、午後7時3分ごろの地震は本来の最大震度は2でしたが、1分38秒後にほぼ同じ場所で起きた別の地震の情報が最初の地震の解析データに混ざってしまい、システムが最大震度を3と表示し、そのまま発表していたことが分かりました。

このため気象庁は、午後7時3分ごろの地震について、最大震度は東京と千葉県の震度3ではなく、横浜市神奈川区の震度2と更新しました。

気象庁は「地震の情報は迅速に発表することを優先しているので、今回のように発生時刻と震源が近い地震が連続した場合、データが混ざってしまうことがある。地震の観測データは精査して更新し、ホームページでお伝えしている」と説明しています。

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