南相馬市の強盗傷害事件 東京の２０歳の容疑者 逮捕｜NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp

２６日、福島県南相馬市の住宅に複数の男が押し入り、この家に住む高齢の男性に大けがをさせたうえ、現金や貴金属を奪って逃走した事件で、警察は、２７日午後、東京の自称とび職の２０歳の容疑者を強盗傷害の疑いで逮捕しました。

２６日午後３時すぎ、南相馬市原町区大原にある星邦康さん（７７）の住宅に複数の男が押し入り、室内にいた星さんと７０代の妻に暴行を加えて「金を出せ」などと脅し、現金およそ１０万円と貴金属を奪って逃走しました。

現場は、常磐自動車道南相馬インターチェンジから西におよそ２キロの、農地の中に住宅が点在する地域で、星さんは棒のようなもので殴られ、頭の骨を折る大けがをしました。

この事件で、警察は２７日午後、東京・多摩市の自称とび職、瓜田翔容疑者（２０）を強盗傷害の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、目撃情報や現場付近に設置された防犯カメラの映像から犯行に使われた車を特定し、２６日夜、東京都内でこの車を運転していた瓜田容疑者を発見して身柄を確保したということです。

警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

現時点では、全国各地で起きている他の強盗事件との関連はないと見られるということです。

警察は、複数いると見られる共犯者の行方を追うとともに、星さんの家を狙ったいきさつや犯行グループ内での役割などを調べています。

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