
2023/06/07 16:02 ウェザーニュース
今後は発達して暴風域を伴って北上し、来週前半は日本の南を通過して島嶼部などに影響を及ぼすことも考えられるため、今後の台風情報に注意するようにしてください。
▼台風3号 6月7日(水)15時
中心位置 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北西 15 km/h
中心気圧 994 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
>>最新の台風情報
ゆっくりと北上 その後は北東に転向して加速
台風を移動させる上空の風の流れが弱いため進路を正確に予想することがまだ難しいものの、高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、11日(日)以降は東寄りに進路を変え、速度を上げながら北東進する可能性が高まっています。

これらのメンバーを比較すると、北西に進んだのち北東に移動する傾向は概ね揃っていて、日本の南を北東進する進路の傾向は確度が高まっているといえそうです。
ただ、傾向は揃っているとはいえとりうる進路には数百km以上の幅があるため、多少のズレによって沖縄や伊豆諸島、本州方面などへの影響が大きく変わってきそうです。日が経つにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。
>>ピンポイント週間天気予報
台風の暴風域に入る確率

東京都 1 %
小笠原諸島 1 %
宮崎県 1 %
鹿児島県(奄美地方除く) 2 %
薩摩・大隅地方(甑島除く)1 %
種子島・屋久島地方 2 %
奄美地方 5 %
沖縄本島地方 2 %
本島北部・中南部 2 %
慶良間・粟国諸島 1 %
大東島地方 31 %
予報円の大きさは「強さ」や「大きさ」とは関係ない

この予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。
気象庁の現在の定義では、予報円は台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示していますので、この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることが出来ます。
台風情報を正確に理解して、適切な防災行動・避難行動をとれるようにしましょう。

台風の発生が増え始める時期

6月の台風発生数の平年値は1.7個で、台風の発生が増え始める時期です。梅雨前線の活動も活発になってくる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
台風の名前

台風3号の名前「グチョル(Guchol)」はミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語でうこん(ターメリック)を意味する語からとられています。



参考資料など
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防災情報
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台風豆知識
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