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高濃度ヒ素含む水放出 道三井石油開発に指導 蘭越水蒸気噴出問題 町も抗議北海道新聞デジタル - 北海道新聞

 【蘭越】後志管内蘭越町の地熱資源調査エリアで水蒸気が噴出している問題で、道は7日、調査主体の三井石油開発(東京)が高濃度のヒ素を含んだ水を敷地外に放出したことが温泉法に違反する疑いがあるとして、今後敷地外に放出しないよう、同社に指導した。町も同日、ヒ素を含んだ水が住民の健康や環境に悪影響を与える恐れがあるとして、同社に抗議した。

 同社は6日、噴出現場付近の敷地内の水から1リットル当たり最大15・9ミリグラムと飲料水の基準(0・01ミリグラム)の1590倍に当たるヒ素が検出され、その大半を敷地外に放出したと発表した。

 道によると、同社は昨年6月、資源調査の掘削を進めるため、温泉法に基づく道の許可を得た。同法は「掘削が公益を害するおそれがある」などの場合を除いて掘削を許可するよう定めており、道は今回の水の放出がこの許可基準に抵触する疑いがあると判断。ヒ素を含む水を敷地外に出さないことや、敷地内外でヒ素などの有害物質の検査を継続的に行うよう指導した。

 同社によると、敷地内に蒸気由来の水がたまり、放置すると周辺河川に流出するおそれがあることから、河川のない敷地外のエリアに向けて水を放出したという。道は「過去に例がない状況。現地も確認し、今後の対応を検討したい」(食品衛生課)としている。...

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