鹿児島県十島村の諏訪之瀬島ではここ数年、噴石を飛散させる爆発的な噴火が相次いでいます。
3年前(2021)の10月26日には大きな噴石が、火口の中心から1.9キロまで飛んだのが確認されました。
また同じ年(2021)の9月26日には噴煙の高さが火口から5400メートルと、気象庁が2003年に観測を始めてから最も高く上がったことが確認されました。
3年前の1年間の爆発的な噴火の回数は過去最多の2015回に上り、その後は、爆発的な噴火の回数が増えたり、大きな噴石が火口から1キロ前後まで飛んだりするたびに、噴火警戒レベルの引き上げと引き下げを繰り返しています。
去年3月には爆発的な噴火の増加に伴い、噴火警戒レベルが「入山規制」を示す「3」に引き上げられましたが、その3か月後には活動が低下したとして噴火警戒レベルは「2」に引き下げられていました。
【過去の活動】
島のほぼ中央にある標高796メートルの御岳火口では噴火活動が活発で、1813年の大規模噴火ではほとんどの民家が消滅しました。
気象庁によりますと、江戸時代の1813年に起きた大規模な噴火では、火砕流や、流出した溶岩が海岸まで到達したことに加えて山体崩壊も起き、当時の島民は全員避難して70年後の1883年まで無人島になりました。
また1884年の噴火でも溶岩流が海にまで達し、噴火活動はよくとしまで続いたほか、1956年からは毎年噴火を繰り返しています。
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