神奈川県大和市は6日、認知症に関する専用の相談窓口を開設した。内容に応じて担当課や外部の関係機関につないだり、医療機関を紹介したりする。「困った人への道しるべになれば」との思いで「認知症灯台」と名付けた。専用電話も設置する。
人口約24万人の大和市には2019年4月現在、推計で約9500人の認知症の人がおり、25年には約1万800人に増えると予測されている。市は16年に「認知症1万人時代に備えるまち」を宣言。17年には全国で初めて、認知症高齢者が事故などで損害賠償請求される事態に備えて保険料を公費で負担する制度を導入した。
認知症は早めの対応が不可欠として、「物忘れが進んだ」「運転が心配」など幅広く相談を受け付け、アドバイスする。「本人や家族、不安を抱える全ての人が気軽に相談できる環境を整えたい」としている。
窓口は市保健福祉センター内に設置し、平日の午前8時半から午後5時15分まで受け付ける。電話046・260・5641。
〔共同〕
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January 06, 2020 at 10:36AM
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認知症専用の相談窓口開設 神奈川・大和、電話でも - 日本経済新聞
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