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ニセ電話詐欺 3年ぶり減少も高水準 認知件数と被害総額:埼玉(TOKYO Web) - 東京新聞

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 県内の昨年1年間のニセ電話詐欺など特殊詐欺の認知件数は1458件(前年比112件減)、被害総額は23億9049万円(同3億7819万円減)で、いずれも3年ぶりに減少したことが、県警のまとめで分かった。担当者は、防止対策で一定の成果が出たとする一方、依然として高水準にあるとして「摘発と抑止それぞれに力を入れ、被害を防ぎたい」としている。 (森雅貴)

 県警特殊詐欺対策本部によると、被害者は六十五歳以上の高齢者が約九割で、男女別では女性が約八割。認知件数のうち、キャッシュカード被害が八百七十三件(同二十九件増)と全体の約六割を占めた。手口は、家族や警察官、金融機関職員らを名乗り「お金が必要」などとうその電話をかけた後、自宅などを訪れてカードをだまし取ったり、犯人が用意した別のカードとすり替えてだまし取るもの。

 県警が被害者に話を聞いたところ、オレオレ詐欺などは知っていたが、カードをだまし取られる手口は知らない人が多かったという。県警は県内の全市町村に、こうした詐欺の手口をまとめたDVDを配布し、防犯への周知に努めているほか、詐欺グループからのニセ電話が集中する地域には防災無線での警戒を依頼している。

 対策本部の担当者は「警察官や銀行職員らが直接、現金やカードを受け取ることはない」と注意を呼び掛け、「被害が多い地域には警察官を多く配置していく」としている。

◆飯能署が薬剤師会と協力 啓発シールを配布「お薬手帳に貼って」

薬局で配られる啓発シール。お薬手帳に貼ってもらい、注意を促す=飯能市で

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 高齢者に詐欺被害防止を呼び掛けようと、飯能署と飯能日高地区薬剤師会が協力し、同会加盟の三十三薬局で啓発シールの配布を始めた。署によると、詐欺被害防止のために警察署と薬剤師会が協力するのは県内初。

 署によると、同署管内では昨年、ニセ電話詐欺で四十件、総額約六千四百万円の被害があった。被害者は高齢者が多いため、来訪が多く見込まれる薬局で、お薬手帳や薬袋にシールを貼ってもらい、日常的な注意喚起を図る。

 同会の福島毅会長は「のどかな土地でも、これだけの被害が起きている。高齢者に詐欺の手口など一言を添え、防止に努めたい」としている。 (森雅貴)

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February 08, 2020 at 05:36AM
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