
5日朝、長野市の善光寺にある釈迦の弟子の「びんずる尊者」の木像が本堂からなくなり、警察は何者かに盗まれたとみて捜査しています。
警察によりますと、5日午前8時ごろ、長野市の善光寺にある釈迦の弟子の「びんずる尊者」の木像がなくなり、善光寺の関係者から警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、「びんずる尊者」は通常ある本堂の台の上になく、警察は何者かに盗まれたとみて捜査しています。
5日、善光寺では「諸事情により本日びんずる尊者はお参りできません」と掲示されていました。
「びんずる尊者」は300年以上前につくられたとされ、本堂を入ったすぐの場所にあり、体をなでたしゃもじでごはんを食べるとその年1年、病気やけががないとされています。
毎年1月には、この木像を善光寺の本堂で引き回して1年の無病息災を祈る、恒例の「びんずる廻し」が行われています。
「びんずる尊者」とは
善光寺のホームページなどによりますと、「びんずる尊者」は釈迦の弟子で、なでるとその部位の病気が治るという信仰があり、「なで仏」とも言われ、300年以上多くの人になでられてきました。
像の傷みが進んだことから、2009年には善光寺の御開帳を前に東京芸術大学大学院で修復されていました。
また、毎年1月6日の夜にはその1年の無病息災を祈って「びんずる尊者」を引き回す「びんずる廻し」という行事が行われます。
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