きょう終戦の日、戦没者追悼式に２１００人参列へ…台風で９府県の遺族が参加見合わせ - 読売新聞オンライン

　終戦から７８年となる１５日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京・日本武道館で開かれる。台風７号の影響で９府県の遺族が参加を見合わせ、各界の代表者を含む参列者は約２１００人になる見込み。

　式典には天皇、皇后両陛下や岸田首相ら三権の長、各地の遺族代表者らが参列。先の大戦で犠牲となった戦没者約３１０万人を悼み、不戦の誓いを新たにする。

　厚生労働省によると、例年の参列者は約６０００人で、約５０００人を遺族が占めていた。今年は新型コロナウイルスの感染症法上の分類が引き下げられてから初めての開催で、遺族は昨年の３倍超の２０４０人が参加予定だった。だが、台風の接近で愛知、三重、滋賀、京都、兵庫、岡山、広島、徳島、香川の約５００人が参列を見送った。

　会場ではマスク着用は任意で、検温も行われない。一方、感染防止のため、国歌は斉唱せずにオーケストラの演奏のみとする。

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