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富山で「顕著な大雪」日本海側はあすにかけ大雪のおそれ - nhk.or.jp

気象庁によりますと、日本付近の上空に真冬並みの寒気が流れ込み冬型の気圧配置となっている影響で、北陸や新潟県、東北の日本海側を中心に雪が強まっています。

富山県では、南砺市川西で午前0時までの3時間に20センチ、入善町上野で午前2時までの3時間に20センチの降雪を観測し、気象庁は大規模な交通障害の発生などに警戒を呼びかける「顕著な大雪に関する気象情報」を相次いで発表しました。

各地で積雪も増えていて、午前5時の積雪は
▽北海道岩見沢市で81センチ
▽新潟県糸魚川市能生で55センチ
▽山形県小国町で41センチ
▽福井市で25センチ
▽金沢市で12センチなどとなっています。

冬型の気圧配置が続くため、西日本から北日本の日本海側を中心に、あすにかけて大雪となるところがある見込みです。

特に北陸や、近畿と中国地方の日本海側では、帯状の雪雲を作り出す「JPCZ」=「日本海寒帯気団収束帯」の影響で活発な雪雲が断続的に流れ込み、局地的に雪の降る量が多くなるおそれがあります。

【23日朝までの24時間に降る雪の量の予想】
(いずれも山沿いの多いところ)
▽新潟県で80センチ
▽北陸と東海で60センチ
▽北海道と関東甲信、近畿、中国地方で50センチ
▽東北で40センチ
▽九州北部で20センチ
▽四国で15センチ
その後も東日本と北日本の日本海側を中心に雪の量が増える見込みです。

気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するとともに、着雪による停電や雪崩にも注意するよう呼びかけています。

大雪となっている地域では車の立往生などが起きるおそれがあります。

不要不急の外出を控え、やむをえず車を運転する場合は冬用タイヤやチェーンの装着を徹底するほか、通行ルートの見直しなども検討するようにしてください。

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